ページスピードを上げるキャッシュプラグインは?/不正改変された無料版プラグインのセキュリティ

ページスピードを上げるキャッシュプラグインは?

ページスピードを上げるキャッシュプラグインは何か調べてみました。
試したプラグインは、以下のとおりです。

 WP Fastest Cache(https://ja.wordpress.org/plugins/wp-fastest-cache/
 W3 Total Cache(https://ja.wordpress.org/plugins/w3-total-cache/
 WP Super Cache(https://ja.wordpress.org/plugins/wp-super-cache/
 Redis Object Cache(https://ja.wordpress.org/plugins/redis-cache/)

以上の4つのプラグインです。
もともとPageSpeed Insightsで71点だったサイトが「Redis Object Cache」の導入で95点になりました。

その他のプラグインの結果についてはこちらでご確認できます

不正改変された無料版プラグインのセキュリティ

不正改変された無料版プラグイン(nulled)について、最近話題に上がっていました。
皆さんはこのようなプラグインを使っていないと思いますが、以下のようなセキュリティリスクがありますので、ご注意ください。

マルウェアやバックドアの埋め込み

不正なプラグインにはバックドアやマルウェアが仕込まれており、サイト侵入や情報窃取の道具になってしまうケースが多いです。

SEOスパムリンクの注入や広告表示

サイト上に隠しスパムリンクを挿入したり、不正な広告を表示させることで、ページの信頼性やユーザー体験を損ないます。

更新やサポートが受けられない

正規版とは異なり、セキュリティ更新やバグ修正、開発者のサポートが受けられないため、脆弱性が長期にわたり放置されやすくなります。

SEO順位の低下やブラックリスト入りのリスク

マルウェアの感染や不正リンクによって、検索エンジンからブラックリスト入りする可能性があります。

ホスティング事業者からのアカウント停止

ホスティング先で不正プラグインが検出されると、サービス提供停止やアカウント凍結の対象となることがあります。

法的・倫理的問題

GPL ライセンス下にあるソフトウェアとはいえ、ライセンス回避や改ざんされた「nulled」版の利用は開発者の利益を侵害し、著作権や倫理の観点からも問題があります。

配信日:2025年09月12日